6月5日(土)  伊予灘の何でも釣り

伊予灘遠征シリーズ 第4弾。

このところ青物の食いが極端に落ちているそうで

一日追いかけても顔が見られるかどうか だとか。
 

鯛も産卵期を迎え 食いが落ちてきているそうな。


そして 今日は 小潮の最終日,潮はほとんど動かない。

どの魚も釣りにくい状況にあり 何釣りますか?ということで…


「何だったら 釣れますか?」

「 … タコ!!」


「はい,じゃあタコお願いします。」


鯛ラバ・サビキ・胴突きエサ釣り・投げ釣り・一応ジギング…

何でもできる体制で乗船。


そのときに釣れる物なら何でも釣るのが私のポリシーなので

ターゲットは何であれ ノープロブレム。


まずはタコ!



港から走ること20分。


大きな船団(推定100パイ) すべてがタコ狙いだって!!

香川・徳島では遊漁やプレジャーでのタコ釣りは御法度。

県の条例とはいえ 対岸の岡山や兵庫が おとがめなしなのは ちと理解に苦しむが。


根掛かりのような感触がタコのアタリ。

大きく合わせて ゆるめずに一気に巻く。



ステラには失礼だが タコ釣るのにジギングタックルがちょうどいい。


ジグにコウイカスッテを抱き合わせるのは,

諸般の事情により HPの釣り日記にはアップしていないが

去年の秋 タコ釣り漁師?さんの船に乗せてもらったときに教えてもらった方法。

ちなみに ↑この船は県知事の許可証を持っていますので。


よく目立つように さらにタコスッテ?を上の方に付けてゴツゴツ底をたたく。



アオリのような駆け引きやジェット噴射はないが,

何であれ 釣れる釣りは楽しいものだ。


2時間ほどで5タコキャッチ。



満ち潮がトロトロ流れ出したので  鯛しましょうか〜 ということで

第2ラウンド。

次は 鯛ラバ!



何カ所か回るものの,船中沈黙が続く。

小潮のせいか,潮の動きが悪い。

反応があるものの ヒットしない。



魚礁まわりのポイントではメバルの群れが映っているようだったので

第3ラウンド サビキメバル!開始。



仕掛けを落として底をとると

ブルブルッとさっそくアタリ,そして追い食い成功。

竿先がひったくられるようなアタリだったので,20cm後半の良型だと思ったら

23,4cmの中型であった。



海水温が高いせいか,中型メバルであっても引きは強烈。

この調子で サクサクと揚がってくるかと思いきや…

その後はアタリも少なく たまに誰かがポツリと1匹。


どこを回っても 状況は芳しくない。

今日はキス釣り用のゴカイとホゴ(ガシラ)釣り用のイカナゴも準備している。


船を砂浜の前につけて,

第4ラウンド キス釣り開始!



ここでもジギングタックルを流用。

リーダー12号の棒みたいな堅いロッドでのキス釣り。


岸に向かってキャスト。

白く見えている砂地に投げないと3本枝に全部イソベラが掛かってくる。


うまくポイントに入れば

コツコツっと 小気味よいアタリ。



キス・ベラがダブル・トリプルで掛かってくる。

アタリの多い釣りは楽しいものだ。

1時間ほど小物釣りを楽しんでいると

僚船から鯛が当たりだした,今の流しで4枚 その前の流しで2枚キャッチした とのこと。



小物釣りを終了し 現場に急行。



第5ラウンド 再び鯛ラバ!



引き潮が流れているはずだが,ここでも潮は0.2〜0.3ノットとトロトロ流れ。

時合いは終了したか?と思っていたら

同行のY氏 K氏に連続して鯛がヒット!!


次は私の番 と思い巻き巻きすのも ノーヒット。


ハマチも回ってきているそうなので

第6ラウンド やけくそで ジギング!



船の横でナブラが湧いた。

船頭さんがキャスティングタックルをセットし,ポッパーを投げると…

ヒ〜〜〜ット!!



船のまわりには底から上まで いろいろなところを泳ぎ回っているようだ。


若手のKさん 船頭さんのキャスティングタックルを借りて2匹連発。


私もお借りして

第7ラウンド 最後は キャスティング!



しかし 海は静かになってしまった。


18:30 を回って 「次 最後にしま〜す。」とアナウンス。

船を回して はいどうぞ〜 でフルキャスト。

ポップクイーンが水しぶきを上げると同時に ボコッ!!

ようやくヒット!!



ヤズだが,トップで魚が釣れると楽しいものだ。


いろいろな種類の魚を釣る「五目釣り」という言葉はあるが

いろいろな釣り方をする「五種目釣り」をしたのは初めてだ。


釣果の方はともかく 丸一日 いろいろな釣りができて 楽しい一日であった。



本日の釣果 タコ 5杯 メバル 5匹 
         キス 9匹  ヤズ など